空腹で辛いダイエットは、確実にやり方を間違っています。
痩せるダイエット方法は、食事方法が基本ですが、空腹を我慢することではありません。
なかなか結果が出ない人は、基礎代謝量が少ないか、毎日食べ過ぎの可能性があります。
空腹を我慢する辛いダイエットをしなくても痩せることはできます。
辛い空腹を我慢することがダイエットではない

空腹を我慢する、つまり食事をとらないわけですから痩せることはできます。
栄養を取らないわけですから、当然体重は減少します。
が、そこには大きな落とし穴があります。
辛い無理なダイエット、過酷なダイエットは長続きしない
人は当然ですが、辛いこと嫌なことは遠ざけようとします。
誰でも楽して簡単に痩せられるのではないか考えます。
嫌なことを遠ざけることは当然な行為なので、空腹が辛いと感じるダイエットは明らかに無理がありますし、長続きはできません。
なので、毎日継続できる方法にシフトチェンジする必要があります。
空腹は体が栄養補給を促しているサイン
空腹は体が栄養補給を促しているサインでもあります。
過度な食事制限は栄養不足に陥り、綺麗に痩せることはできなくなります。
健康を害するでしょう。
ダイエットの基本は、バランスの良い食事です。
炭水化物、たんぱく質、脂質、無機質、ビタミンはすべて必須です。
また、太るから水分を控える方法も誤りです。
水のカロリーは、0カロリーです。
飲み過ぎれば、一時的にむくむ可能性はありますが、太ることはあり得ません。
余分な水分は、尿となって排出されます。
空腹が辛いダイエットのやり方は確実に痩せ方を間違っています。
太る原因は、毎日の運動量と基礎代謝量より食事からの摂取量が多いだけです。
正しい考え方を身につければ、綺麗に健康的に痩せることができます。
ダイエットで確実に痩せる3つのポイント

ダイエットを確実に成功させるには、毎日簡単に取り組める継続活動が必要です。
具体的には、
- 食事の栄養のバランスと量の調整
- 体重の減量を目的とした簡単な数字での目標設定
- 基礎代謝量を上げる運動やストレッチ
です。
まず、確実に自分が毎日継続できる簡単な目標設定をすることが大切です。
食事の栄養のバランスと量の調節
まず必須事項は、
- 栄養をバランスよく摂取すること
- 〇〇抜きのような制限を設けないこと
- できることなら規則正しい時間に3回必ず食事をとること
です。
例えば8時、12時、18時など、規則正しい生活で食事の時間を設定するようにしましょう。
15時のおやつもヨーグルトか果物がおすすめです。
ヨーグルトは乳酸菌で腸内環境を整え、果物は糖分やビタミンを多く含んでいます。
また、ダイエットを継続して取り組んでいるのにも関わらず、思うような結果が出ない人は、実は『食べ過ぎ』の場合があります。
食べ過ぎは、カロリーオーバーとなり太る原因になります。
栄養のバランスは必須なので、量の調節がダイエットの結果を左右します。
一番やってはいけない太る行動は、食べてすぐ寝るです。
体重の減量を目的とした簡単な数字での目標設定
空腹が辛いと感じるダイエットは、目標設定が曖昧で非現実的な場合があります。
例えば、1ヶ月で5kg痩せよう、1週間で3kg痩せるなど、短期間で結果を出そうとしている場合です。
確実に無理があります。
人間は、一気に5kgも太ることはできません。
逆もまたしかりで、一気に5kgも痩せることはできません。
健康的な身体を維持しつつ、減量しても良い量は、1ヶ月に体重の2%までです。
体重が70kgであれば、1ヶ月に落としてよい体重は、1.4kgまでです。
これ以上の痩せ方は、過酷なダイエットになりがちな上に、健康的に美しく痩せることは難しくなります。
健康的に美しく痩せるには、目安となる目標体重を身長から導き出す必要があります。
目標体重を導き出す式は、
身長(m)×身長(m)×22=目標とする標準体重(kg)になります。
この式は、身長から目安となる体重を出すBMIの式です。
また、BMI(ボディマスインデックス)による病気になりにくい数字は22です。
数字が少なければ痩せすぎ、多ければ肥満を表しています。
自分のBMIの数字は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めることができます。
例えば、身長160cm、体重が70kgの方の場合、
BMIは、70(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=27.34
標準の数字の22より多いため、肥満を意味しています。
標準であれば、身長160cmの方は、体重が56.32kgです。
70kgの方は、標準体重まで戻すのに13.68kg減量する必要があります。
ですが、1ヶ月に落としてよい体重は、現在の体重の2%までです。
体重70kgの方が、毎月2%の減量を目標に設定した場合、
1ヶ月後、68.6kg
2ヶ月後、67.2kg
3ヶ月後、65.8kg
4ヶ月後、64.5kg
5ヶ月後、63.2kg
6ヶ月後、62.0kg
7ヶ月後、60.7kg
8ヶ月後、59.5kg
9ヶ月後、58.3kg
10ヶ月後、57.1kg
11ヶ月後、56.0kg
となり、目標を設定して11ヶ月後には標準体重を下回ります。
したがって、途中で挫折しないような毎日簡単にできる計画を継続する必要があります。
簡単な目標設定の決め方は、
- 身長をBMIの式に当てはめ目標とする体重を導き出す
- 現在の自分の体重と目標とする体重の差を把握する
- 現在の体重の2%を落とすことを目標として、ダイエット期間を設定する
- ダイエット期間中の食事は栄養素の制限をするのではなく、栄養のバランスよく量の調節を図る
になります。
挫折することなく、自分で確実に毎日継続できる目標設定こそが、正しいダイエット方法と言えます。
人間の脳の栄養源はブドウ糖で、炭水化物から体内で合成されます。
したがって、炭水化物を抜くと脳の栄養不足となり集中力の低下にも繋がり、健康的ではなくなります。
基礎代謝を上げる運動やストレッチ
体の消費エネルギーを増やすには、
- 基礎代謝量の増加
- 運動による消費エネルギーの増加
です。
基礎代謝量は、体内で自然に使用される活動エネルギーであり、自分の意志で制御することはできません。
基礎代謝量を増やすには、筋肉量を増やすことです。
全身の筋肉量を増やすことは、体内で消費されるエネルギーの増加に繋がり、痩せやすい体になります。
ストレッチは、体を柔らかくし、筋肉の収縮を助けることで血流の促進と、より筋肉の収縮活動を促進します。
ダイエットは緩やかな長期計画と確実に継続できる目標設定

ダイエットは、体重の数字だけを見て短期的に取り組むのではなく、毎日簡単に取り組める緩やかな目標設定が大切です。
- 栄養のバランスは必須で重要なのは毎日の量の調節
- 具体的に数字で表した毎日継続できる緩やかな目標設定
- 基礎代謝量を増やすための筋肉量の増加や収縮活動を柔軟にするストレッチ
の3つです。
目先の数字だけにとらわれず、長期的に具体的な数字を設定し、確実に継続して取り組むことがダイエットを成功させる秘訣です。