ダイエット中の水分補給はどのタイミングですればよいのか?
結論から先に言えば、基準は『喉が渇いたら飲む』が正解です。
体重の増加を気にして飲むのを控えるのは誤ったダイエット方法です。
注意しなければならないのは、カロリーの多いものを飲んでしまうことです。
今回は、ダイエット中の水分補給の方法をお伝えします。
ダイエット中でも水分補給を控える必要はない

ダイエット中に体重の増加が気になって水分を控えたいと思うかもしれませんが、抑える必要はありません。
そもそも、水のカロリーは0です。
水で太ることはあり得ません。
がぶ飲みすれば、一時的に太りむくみが発生する場合もあります。
しかし、それは一時的なもので時間の経過とともに解消されます。
カロリーの無い一般的な飲み物は、
- 味のない純粋なミネラルウォーター
- お茶
- ブラックコーヒー
です。
ラベルを見ても、カロリーは0のはずです。
逆に気を付けなければならないのが、
- フレーバーウォーター(味の付いた水)
- スポーツドリンク
- ジュース
- 甘い飲み物
です。
少なからずカロリーの入っているものは、飲み過ぎればカロリー摂取過剰になります。
カロリーの含まれているものは、飲み過ぎると太る原因になります。
水分補給の基準はたったの1つ

水分補給のタイミングは、
喉が渇いたと感じたら飲む
です。
喉が渇くのは、体が水分を欲しているサインです。
体内の水分不足を意味しています。
水分は、体内で血液、涙、唾液、鼻水、汗など体液として様々な部分で必要とします。
水分不足は、体が不健康となり悪影響を及ぼします。
我慢することなく、水分はこまめに取る必要があります。
水分不足になりやすい環境
日常生活で水分不足になりやすい状況は、
- 起床後
- 運動時
- 飲酒後
- 入浴後
です。
運動時はもちろんのこと、睡眠中も汗をかいています。
飲酒で体内に入ったアルコールは肝臓で分解されますが、アルコール分解の際に水を使用します。
二日酔いで頭痛が起きますが、原因はアルコール分解で体内の水分が使われることによる水分不足と言われています。
入浴後はたくさんの汗をかくので水分不足になりがちです。
また、季節でも温度と湿度の変化で水分不足になりがちです。
特に、
- 夏
- 冬
で、夏は気温が高まることから汗をかくので日中は頻繁に水分補給する必要があります。
冬は、空気の乾燥により体内の水分を奪われます。
喉が痛くなる、肌が乾燥するのは大気中に体の水分を奪われるためです。
よって、季節によっても水分補給の回数が変わってきます。
水分補給は我慢しないこと

健常者の場合、一般的に体重の約50~70%が水分と言われています。
体内での水の役割は、
- 摂取した栄養素を体の細胞に届けること
- 老廃物を外に排出すること
です。
さらに体水分は『細胞内水分』と『細胞外水分』に分かれていますが、その均衡が悪くなるとむくみが現れやすくなります。
喉が渇く現象は体からの水分補給のサインです。
我慢せず水分補給をする必要があります。
毎日の生活環境で飲む量も変化しますので、数を気にするのではなく体からのサインで飲むことです。
ダイエット中は、我慢しない体のサインに応じた水分補給と食事の栄養のバランスです。