ダイエットに挑戦するも間違った知識で取り組むと痩せることは難しくなります。
ダイエットの基本は、運動ではなく食事ですが間違った食事方法は健康的に良くありません。
食事の基本は栄養のバランスです。
栄養のバランスが悪くなる間違った食事方法をお伝えします。
空腹を我慢する

空腹のサインは、体が栄養補給を促しているサインです。
確かに、空腹を我慢すれば栄養を摂りませんから痩せることはできるでしょう。
しかし、栄養不足になれば脳のパフォーマンスや筋肉量の低下を招く恐れがあります。
体が健康的な状態を維持することができなくなります。
食事も、
- 炭水化物
- たんぱく質
- 脂質
- 無機質
- ビタミン
と栄養のバランスを良くして食べることが大切です。
1つの栄養素だけ食べ過ぎたと感じたら、1日の中で増減させ調整しましょう。
食事は1日の中で、あなたの生活環境にもよりますが、基本は朝昼晩と3回はあるはずです。
また、少しの空腹なら我慢してもよいと考えられるのは、夜の寝る前です。
睡眠中も体の内部は活動しているので、エネルギーは消費されますが余分なエネルギーは脂肪細胞に蓄積されます。
食べてすぐ寝る行動は、確実に太る原因になります。
不健康にまでなって行うダイエットはないと言えます。
朝食を抜く

起床後は、睡眠中にエネルギーを消費していること、睡眠中に栄養を摂取できないことからエネルギーが不足しています。
朝食は、1日の活動開始のための大切な食事です。
また、強い空腹時から一気に食べようと、ドカ食いになりがちです。
ドカ食いは、一気に食べることで1日の摂取カロリーをオーバーする可能性があります。
ドカ食いにならないためにも、均等間隔で時間を空けて、食事をとりましょう。
朝食は8時、昼食は12時、夕食は18時などが理想ですが、あなたの生活に合わせた均等間隔で食事時間を持つことです。
空腹になったら食べる、を徹底しましょう。
栄養が偏る食事

やってはいけないことは、食べない物を決めることです。
健康に美しく痩せるダイエットは、栄養のバランスは必須です。
ダイエット中に食べて良いもの、悪いものは特にありません。
5つの栄養素は、複合的に絡み合って健康を維持しています。
栄養素の中でも炭水化物は、体内で糖質に合成されます。
特に夕食で多く炭水化物を摂取してしまうと、夕食後は睡眠に入るだけなので余分な糖質はダイレクトに脂肪として蓄積されてしまいます。
朝、昼はいつも通り炭水化物を摂取したとしても、夕食時は少し控えめにするなどの工夫は大切です。
水分を取らない

水分を取ると太る、むくむなどと言い水分補給を控えている方は、間違った知識でダイエットをしています。
水のカロリーは、『0』です。
なので、一時的に飲めば太るかもしれませんが、余分な水分は体外に排出されるようにできています。
むくみも一時的なものです。
水の体内での作用は、
- 栄養素を運び、不要な老廃物を排出する
- 唾液や涙などの体液としての利用
- 汗として体内の新陳代謝の維持
です。
水分不足は血中濃度も上がる原因にもなり、健康上良くないと言えます。
そもそも、人はアルコールを大量に飲むことはできますが、水を大量に飲むことはできない体になっています。
喉が渇いたら水を飲むという習慣を身につけましょう。
サプリメントに頼りすぎる

サプリメントは、自然界で到底取れないであろう栄養を一気に取れる優れた食品です。
食事の時間がなく栄養不足のときの助けになる食べ物です。
サプリメントは、あくまで栄養補給をサポートするものです。
やはり、栄養は自然の食材から摂取することが1番と言えます。
サプリメントもときには大切ですが、栄養を毎日バランスよく自然の食材で摂取することを心がけましょう。
食事で間違ったダイエット方法は健康を害する
今より少しでも痩せたい、綺麗になりたい気持ちは分かりますが、不健康になれば本末転倒です。
健康的に美しく、綺麗に痩せてはじめてダイエットの成功と言えます。
太る原因の最も多い理由は毎日食べ過ぎです。
毎日の活動で消費されるエネルギーより食事の摂取エネルギーが少なければ太ることはあり得ません。
正しい知識を身につけて、健康的に綺麗な体を目指しましょう。